大阪の介護スクールを徹底比較!介護職員初任者研修・実務者研修の資格を取るのにおすすめの介護スクールをご紹介します。

介護者初任者研修の学習内容って?どんなことを学ぶ?

公開日:2021/11/09  


介護職員初任者研修は、介護職として働く上で必要な知識と技術の基礎を習得する研修です。介護職における優秀な人材を育成することを目的に、2013年4月に「ホームヘルパー2級」から名称変更されました。介護福祉士の仕事を目指す人に必要な資格となるため、こちらで学習内容を解説します。

介護職員初任者研修の学習(授業)内容

介護職員初任者研修で学習するカリキュラムは、厚生労働省の指針に基づき定められています。資格は決められたカリキュラムを受講後、修了試験に合格することで取得可能です。

介護職員初任者研修の全カリキュラム

介護職員初任者研修は、およそ130時間で構成されています。受講条件や受験資格は存在しないため、未経験の人も受講可能です。カリキュラムは10科目の講義と演習にわかれており、研修科目及び研修時間数は、「1.職務の理解:6時間」「2.介護における尊厳の保持・自立支援:9時間」「3.介護の基本:6時間」「4.介護・福祉サービスの理解と医療との連携:9時間」「5.介護におけるコミュニケーション技術:6時間」「6.老化の理解:6時間」「7.認知症の理解:6時間」「8.障害の理解:3時間」「9.こころとからだのしくみと生活支援技術:75時間」「10.振り返り:4時間」という構成です。全課程修了後、試験を受け合格することで初任者研修の資格が取得できます。

学習方法は2種類

介護職員初任者研修には、2種類の受講方法があります。1つがスクールに通学し受講する方法、もう1つが通学と通信講座を併用する方法です。スクールに通う場合、130時間のカリキュラムをすべて通学で受講することになるため、働きながら資格を取得したい場合、夜間や休日に授業が行われているかを確認する必要があるでしょう。また、通学と通信講座を併用する場合は、1日6~7コマ程度の授業を、スクールで15日ほど受講します。時間の比率はスクールが90時間、自宅学習が40時間です。近くにスクールがなく通学に時間を要する人は、通信講座を併用することで負担軽減ができるでしょう。

学習(授業)内容の詳細

こちらでは、10科目のカリキュラムの内容がどのようなものか解説します。最初の科目である「職務の理解:6時間」は、介護職員の心構えや主な仕事の内容を学ぶ科目です。介護業界には、介護職員以外にも連携が必要な業種が存在します。そのため、他の業種とどのように関わっているのかも同時に学習します。授業内容は比較的シンプルで、スクールによってはオリエンテーションを織り交ぜた講義を展開するケースもあるようです。次に受講するのが「介護における尊厳の保持・自立支援:9時間」です。介護における人の尊厳や、自立支援について学びます。要介護者の自立を促すための介助方法なども説明され、事例に基づいた介護者についての評価シートの作成やグループディスカッションを行う場合もあります。3つ目の科目は「介護の基本:6時間」です。高齢化により要介護者が増えていく中で、介護がどのような環境に置かれているかを学習します。介護スタッフがストレスに対し、どのように対処し付き合っていくかを考える時間も設けられており、自分自身のストレス評価の実施も可能です。さらに、介護職の役割や安全性の確保、リスクマネジメントなども教わります。続いては「介護・福祉サービスの理解と医療の連携:9時間」です。この科目は自宅学習が可能になります。介護や福祉のサービス、医療との連携、リハビリテーションなどについて学ぶ時間で、異なる立場の人々がどのように連携していくのか、基礎知識と重要性を理解します。5つめの「介護におけるコミュニケーション技術:6時間」では、コミュニケーションの意義や目的などを学習します。介護スタッフは要介護者やその家族とのコミュニケーションを必要とする場面が多いため、その重要性を認識するために設定されている授業です。介護におけるコミュニケーションの役割や相手への情報伝達手段、他の介護スタッフとの情報共有化や報告についても学習します。こちらの科目では、6時間のうち3時間の自宅学習が可能です。続いての科目は「老化の理解:6時間」です。老化、心身機能の変化、高齢者と健康というテーマを中心に学びます。内容の多くを自宅学習で行うことが可能で、次に学ぶ認知症の理解にもつながる内容であるため、あわせて理解を深めるとよいでしょう。7つ目となる「認知症の理解:6時間」では、認知症の基礎をはじめ、認知症患者を取り巻く環境や、認知症による心と体の変化、日常生活などについて学習します。さらに、認知症患者の家族の負担軽減や情報共有など、重要なサポートについての認識を深める時間です。続いて「障害の理解:3時間」では、医学的な側面や生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援などの基礎的知識を学びます。また、障害を持つ人の家族へのメンタルケアや理解に関する学習が可能です。大半を自宅学習での受講でまかなえますが、家族へのケアはとくに重要であるため、しっかりと身につけておきたい大切な科目といえるでしょう。そして、カリキュラムの中で最も時間を割いて授業が行われるのが「こころとからだのしくみと生活支援:75時間」です。これまでの講義内容と共通した点も多くありますが、加えて生活支援技術の講義と演習なども行います。介護現場で実際に行われている内容を体験するため、体力を必要とする授業です。要介護者の車いすやベッド移動、食事の介助、身体の清拭などの難しさも理解できるでしょう。これまでの授業を振り返りながら実践し、知識を自分のものとして吸収する重要な時間です。最後に受ける授業が「振り返り:4時間」です。これまで学んだことを振り返り、最後に修了試験も行います。重要なポイントを思い出し、合格を目指しましょう。

まとめ

この記事では、介護職員初任者研修の学習(授業)内容を解説しました。介護職員初任者研修を受講し資格を取得することで、介護職として活躍ができるようになります。また、家族の介護を視野に入れて資格を取るケースも増えているため、介護職員初任者研修は仕事でも家庭でも役立つ資格といえるでしょう。

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